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40代の自分ってどうなっていると思っていましたか?
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
富山市の小さな自宅スタジオSTEPilatesのMOMOEです。
突然ですが、「40代の自分ってどんな姿をしていると思っていましたか?」
若い頃、未来の自分を想像したことって、ありましたか?
私はありませんでした。未来なんて考えなくても、明日が楽しいならそれでいいと思っていたタイプです(笑)
人生は永遠で、何もしなくてもそれなりに生きていける。
そんな根拠のない自信だけはありました。
今振り返って思うのは、
「若いってすごい」
未来が長すぎて、終わりが見えなくて、だからこそ考えなくてよかった。
でも40代は、若い頃のように楽観だけで生きていくのは難しい。
例えば転職をしたいと思ったとき、
「年齢」という壁が目の前に現れる。
家庭を持っていれば、
「今のキャリアを手放したらどうやって生活する?」
そんな不安が頭をよぎる。
私も同じように、怖さを理由に、やりたいことから距離を置いていた一人です。
役割に守られていた30代
35歳を過ぎた頃、私は「妻」と「母」という役割に守られながら、幸せな日々を過ごしていました。
でもその裏側で、
「会社で働くこと」「人の顔色を見ながら仕事をすること」
そのすべてがどこか息苦しく感じていました。
周りから見える“私の姿”と、
心の中にある“本当の私”がズレている感覚。
それが違和感となって、心の奥でずっとくすぶっていました。
38歳、初めてその違和感と向き合いました。
「もう一度、自分の人生を生きたい」
その気持ちが、小さいけれど確かに芽生えていました。
働くってどういうこと?
インストラクターになる前、私は製造業の工場で働いていました。
「いいと思ったことはすぐ形にする」そんな柔軟な会社でした。
そこで突然任された役割が、
企業向け工場見学のアテンド役でした。
人前で話すのが苦手な私に?
なんで私?と内心はパニック(笑)
でも任されたからには成果を出す!
そんな気持ちだけは強かったのを今でも覚えています。
当時は台本なしでは話せず震えながら、それでも場数を踏み
頭をフル回転させて工場案内をしながら、
「次はもっとこう伝えたらいいかも」と改善を続けました。
気づけば、人前で話すことにやりがいを感じるようになり
今後の人生を大きく左右するきっかけとなりました。
思い込みから自由になるということ
自分の中に
仕事が「楽しい」と感じる瞬間がはっきり見えました。
その時初めて、
働くとは、ただお金を稼ぐためじゃない。
20代までの私は、「誰とも揉めずに、ただ淡々と働ければいい」
そう思い込んでいました。
その中で、苦手だと思っていたことは、 ただやったことがないだけ。
“できないと思っていたのは思い込みだった”
その事実に気づいた時、
「私は本当は何がしたいんだろう?」
そう考えるようになりました。
このまま「働いていいの?」
楽な方に流れ、
「考えるのが面倒」という理由で、
やりたいことから逃げていたのかもしれない。
そんな時に出会ったのがピラティスでした。
先生が素敵で、その話は長くなるので今回は割愛しますが(笑)
受けた瞬間、思いました。
「これを、人に伝えたい」
1回目のレッスンを終え、
その日のうちに養成講座を探して申し込みました。
前向きの暴走です(笑)
でも、この行動が私を変えました。
目的に出会うまでの半年
フルタイム、子育て、勉強。
半年間は怒涛でした。
でも不思議と、苦しいと思うことは一度もなかったです。
「早く資格を取って人に伝えたい」
年齢とともに暗記は遅くなるけれど、
理解する力は確かに育っていた。
努力の甲斐あって、筆記も実技も合格。
そして次のステップへ。
そして、40代
やりたいことが見つかって働くということにやりがいを見つけることができた。
まさに私にとっては人生をもう一度捉え直すきっかけができたわけです。
自分が何に喜びを感じることができるのか?
何をしている時にやりがいや達成感を得ることができるのか?
改めて考えると難しいと思うかもしれませんが、
これが見えると見えていないとでは
生き方が大きく変わってくるのではないかと思います。
今の生活を続けられればいいのであれば無理に考える必要はないです。
ただ、もし以前の私のように
「違和感」が心のどこかにあるのなら
時間がかかってもいいから考えてみませんか?
役割で生きるのではなく、自分の人生を生きる
それがこれからをどう生きるのかだと思います。
最後にあなたにとって40代とは?
ここまで読んでいただきありがとうございます。
こんなに長い文章を自分で書く日がくるなんて思ってもいませんでしたが(笑)
何とか頭の中にあった伝えたいことを言語化できました。
40代をどう生きるのか?
偉そうに問いかけましたが、
私自身、まだまだ悩んで考えてを繰り返してます。
ただ「自分がどうしたいのか?」を大事にして行動するようには心がけています。
なぜそう思うのか?
なぜそうしたいのか?
なぜそれがいいと感じたのか?
自分に問いかけてあげることで、自分の中にある
違和感が何なのかが見えてくるのかもしれません。
そしてこのブログが誰かにとっての「きっかけ」になることを願って
最後の問いを送りたいと思います
あなたにとって
40代は、人生の折り返しですか、
それとも「未来を描き直す年代」ですか?
あなたは、これからどう生きたいと思いますか?
そしてその問いの答えが見つかったなら自分の人生を楽しく生きてください。